6月26日に開かれた市議会健康福祉常任委員会の冒頭、平野昇生涯学習部長より、市内7校の小中学校で地上からの高さ2.2メートルを超えたブロック塀が見つかった、との報告が行われた。建築基準法施行令第62条の8では、原則としてブロック塀は、地上から高さ2.2メートル以下と定められている。
これは、6月18日に発生した地震で大阪府高槻市の小学校のブロック塀が倒れ児童が亡くなった事故を受け、松戸市教委が行っている安全点検にて判明したもの。該当のブロック塀が見つかったのは次の7校。
小学校:北部小・矢切小・常盤平第二小・高木小・六実第三小
中学校:一中・古ヶ崎中
生涯学習部長によると、これらのブロック塀は、撤去する方向との事。
市教委の安全点検は、学校敷地周辺のブロック塀他、校舎等学校施設の再点検等も行われており、28日からは通学路の点検も行われる。
なお、市立小中学校の耐震化工事は、平成27年度に終了している。